マティアス・コッホ(博士)
Dr. Matthias Koch
日独交流の橋渡し役
マールブルク大学で社会経済史学・日本学・ヨーロッパ民族学を専攻。同大学の博士課程在籍中に、東京大学に2年間留学して日本の社会経済史を研究。博士課程修了後は、研究員、講師、教授代理、言語教師等として、日本とドイツの複数の大学および研究機関(マールブルク、東京、デュッセルドルフ、ハンブルク、ベルリン)にて研究および教育に従事した。日本滞在は通算12年に及ぶ。異文化コミュニケーションコンサルタント、通訳者・翻訳者、著者・編者の経験も豊富である。
特に言語学、教授法、方法論、地域文化学、異文化間教育などにおける「外国語としてのドイツ語(DaF)」の専門知識を有し、国内外で実際に教育の経験も積んできた。さらにゲーテ・インスティトゥートの通信講座プログラムを受講し、ベルリン自由大学の独文学科にて「外国語としてのドイツ語(DaF)」の研修を受けた。特に関心を抱いている分野は次の通りである ― DaFの理論的概念と学術的コンセプト、教授法・方法論、創造的な学習と教育法、授業計画と授業構成、異文化間の対話と文化的多様性のための前提条件としての多言語使用、DaFの実践家と理論家の国際的な協力関係。